「大雑把な会計・管理」から未来を描く経営へ。PlusAは経営者の挑戦を加速させる、最高の伴走者
株式会社ビーウェル/株式会社ビーウェルインターナショナル

before
課題
- 大雑把な会計で経営状況が把握できない
- 将来の見通しが立てられず、判断に迷いが生じる
after
対策と結果
- クラウド会計と月次決算の整備で、数字をリアルタイムに把握でき、税務調査にも自信を持って対応できるようになった
- 予算管理を導入したことで、使える金額が明確になり、迷わず判断できる体制に変わった
大学生市場に特化したマーケティングや新卒採用支援を軸に、近年では韓国や台湾の学生を対象とした人材紹介サービスも展開するなど、グローバルに事業を拡大されている株式会社ビーウェル。代表の大亀雄平様は、学生ベンチャーとして起業してから20年、常に挑戦を続けてこられました。
今回は、長年にわたりPlusA税理士法人の税務顧問サービス、そして予算管理サービスをご利用いただいている大亀様に、サービス導入のきっかけから、2度の税務調査で感じたという「圧倒的な安心感」、そして未来への展望についてお話を伺いました。
以前は年次決算がやっと。数字が見えない経営に限界を感じていた
――まず、PlusAのサービスを利用する前の状況について教えてください。どのような課題があったのでしょうか?
PlusAさんにお願いする前は、10年ほどお付き合いのあった年配の先生に税務をお願いしていました。ただ、当時は領収書をまとめてお渡しして、帳簿の作成は完全に丸投げ状態。僕自身も若かったですし、会社の金か個人の金かもよく分からないような、むちゃくちゃな会計をしていましたね。
その結果、できあがってくるのは年に1回の決算書だけ。世間では「月次決算が大事だ」と言われていましたが、僕らの会社は年次決算をまとめるのがやっとという状況でした。そうなると、会社の数字が今どうなっているのか、リアルタイムな経営状況が全く分からないんです。ただ数字をまとめてくれるだけで、それをもとにした財務的なアドバイスや、経営戦略についてのアドバイスも特にありませんでした。
会社を立ち上げてしばらくはそれでも良かったのですが、組織が少しずつ大きくなってくる中で、このままではいけないなと。「会計をちゃんと見える化したい」という思いが日に日に強くなっていきました。出てきた数字を年に1回見て、手探りで次の一手を考えるような経営に、物足りなさと限界を感じていたんです。
IT活用で経営を「見える化」できる。それがPlusAを選んだ決め手だった
――顧問税理士の変更を決意され、PlusAをパートナーに選ばれた理由は何だったのでしょうか?
会計を見える化したいと思っていたタイミングで、ある方から紹介していただいたのがPlusAさんでした。お話を聞いて、まず一番に魅力に感じたのが、クラウド会計ソフトを積極的に活用されている点です。
クラウドを使えば、僕自身がいつでも好きな時に会社の会計状況をチェックできる。今でこそ当たり前になってきましたが、10年ほど前はまだ珍しく、ITを使って経営を常に見える化できる状態を作ろうという発想に「この会社さんならできそうだ」と強く感じました。
以前の先生はITには全く対応できなかったので、そこは大きな違いでしたね。自分自身でリアルタイムに数字をきちんと把握したいという僕のニーズに、PlusAさんのやり方がぴったりハマったんです。
月次決算の実現と心理的安全性。税務調査への不安が安心に変わった
――実際にサービスを利用してみて、どのような効果がありましたか?
効果は絶大でしたね。まず、あれだけ苦労していた決算が、今では月次の数字を掴める体制にまで改善されました。弊社の経理担当者とPlusAの和田さんが連携することで、限りなくリアルタイムに近い状態で帳簿の状況を把握できるようになったことが、会社としての非常に大きな変化です。
うちの経理担当はもともと専門職として採用したわけではなく、僕の秘書のような仕事をしていた子に会計を勉強してもらった形なんです。専門知識がない中で、和田さんが「経理の家庭教師」のように、うちの会社のルールに合わせて丁寧に指導してくれています。彼女にとっても非常に心強く、安心して仕事ができる存在になっていると思いますよ。
そして、何より大きな効果は「心理的な安全性」ですね。実はPlusAさんにお願いする前、創業9期目くらいの時に初めての税務調査を経験したんです。当時は本当に大雑把な会計で、決算書もぐちゃぐちゃ。当時の税理士さんも一生懸命間に入ってはくれましたが、会社の状況を完全には把握できていないので、僕らを守りきれず、結果的に多くの指摘を受けるという苦い経験をしました。
その後PlusAさんにお願いするようになったんですが、今から2年ほど前に再び税務調査が来たんです。でも、その時は全く心境が違いました。毎月ミーティングを重ねて、帳簿もきれいになっていることを知っていたので「指摘されるところなんて、まずないだろう」と、僕自身が自信を持てていたんです。
案の定、当日は和田さんがすべて前に出て対応してくれて、僕はほとんど出る幕もなく、指摘もほぼゼロでスムーズに終わりました。この「安心して税務調査を迎えられる」という心理的な余裕は、経営者にとって本当に大きい。事業を伸ばしていく上で、財務経理をきっちりしておくことの重要性を、身をもって痛感しましたね。
現状把握から未来把握へ。予算管理で、次の一手が見えるようになった
――税務顧問に加えて、予実管理のサービスもご利用いただいていますね。
はい、税務顧問サービスのおかげで、会社の「現状把握」はかなりできるようになりました。その次のステップとして、「未来をどう描くか」という未来把握をしたいと思うようになったんです。
それまでは自分たちでスプレッドシートを使って予算管理のようなことをしていましたが、より精度を高く、今後の見通しを立てていくために、PlusAさんから予算管理のサービスを提案していただきました。このサービスを導入したことで、会社の数字がさらに読めるようになりましたね。会社が何かにお金を使う時も、あらかじめ組んだ予算の中であれば、僕の感情を挟むことなく「OK」と判断できる。こういうふうに、気持ちが楽になったことも大きなメリットです。
韓国、台湾、そして世界へ。グローバルな挑戦にも、伴走してくれるパートナーであってほしい
――今後の事業展開と、PlusAに期待することを教えてください。
今、弊社はグローバルなビジネスにチャレンジしています。韓国での人材紹介事業に加えて、台湾でも同様の事業を始めました。今後はインバウンド関連のビジネスなども含めて、海外にどこまで事業を広げていけるかに挑戦していきたいです。
そこで新たな課題となっているのが、海外法人の会計です。例えば韓国法人の決算書はハングルで上がってくるので、正直なところ、現預金がいくらあるかくらいしか正確に把握できていません。現地の税理士はもちろんいますが、日本語が話せるわけではないので、コミュニケーションも簡単ではない。この「見えない」状態は少し危険だと感じているので、将来的には日本の法人と同じようにハンドリングしたいですね。
これから3年後、5年後の中長期的な事業計画を描き、それに必要なファイナンスをどうしていくかという部分までPlusAさんに伴走してもらえると、さらに心強いです。
経営者は事業に集中すべき。「餅は餅屋」で、信頼できるプロに任せることが成功への近道
――最後に、これから税理士を探す、あるいは見直しを検討している経営者の方へメッセージをお願いします。
特に、創業して3年〜5年目くらいの若手経営者や、PC一台で起業できてしまう今の時代のITベンチャーこそ、早くから信頼できる税理士に伴走してもらうべきだと思います。僕もそうでしたが、事業が軌道に乗り始めると、どうしても攻めることばかりに目が行って、バックオフィスの管理体制がおろそかになりがちです。でも、大雑把な会計では必ずどこかで壁にぶつかります。
経営者自身が会計入力のやり方を細かく覚える必要はないと思うんです。その時間があるなら、一件でも多く営業に行くとか、マーケティング戦略を考えるとか、事業を伸ばす方に時間と頭を使うべき。まさに「餅は餅屋」で、月に何万円かのコストを払ってでも、その道のプロにお願いして、自分はその分稼ぐことに集中した方が、会社の成長スピードは絶対に速くなります。
PlusAさんは後手後手で作業をこなすのではく、僕ら経営者が「未来を知りたい」「先手を打ちたい」という気持ちを汲んで、常に先回りして動いてくれます。「これはダメです」と明確に線引きしてくれる一方で、「こういうやり方なら、いけるかもしれない」と、攻めるための選択肢を与えてくれる。このバランス感覚が、僕のような経営者にとっては本当にありがたいんです。
担当の和田さんとは長いお付き合いですが、その人間性も含めて深く信頼しています。これからも僕らの挑戦を支える最高の伴走者として、よろしくお願いします。