失敗しない税理士の選び方|大阪で顧問税理士を探すなら知っておくべき6つのポイント

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失敗しない税理士の選び方|大阪で顧問税理士を探すなら知っておくべき6つのポイント

「今の税理士に相談しにくい」「何となくモヤモヤしているけど、変えていいのか分からない」 大阪の中小企業経営者の中には、そんな悩みを抱えている方が少なくありません。

税理士は、会社のお金に関わる最重要パートナーの一人。だからこそ選び方を間違えると、日常の経理業務だけでなく、経営判断にも影響が出てしまいます。

この記事では、大阪で顧問税理士を探している経営者に向けて、失敗しないための“判断ポイント”をわかりやすく解説します。事前に知っておくべき注意点や、判断基準を整理することで、「なんとなく」で税理士を選んでしまうリスクを回避しましょう。

1. 税理士の「対応スピード」と「相談のしやすさ」は信頼の基本

税理士と長期的に良い関係を築く上で最も大切なのが、日常のやり取りのスムーズさです。

こんな経験ありませんか?

・メールやチャットの返信が遅い(3日後にようやく返事)
・電話をしても「今は出られません」と言われがち
・質問しても「それは契約外ですね」とそっけない返答

これでは、必要なタイミングで意思決定できず、経営のスピード感についていけません。逆に、レスポンスが早く、気軽に相談できる税理士であれば、ちょっとした悩みもすぐに解消できます。

相談しやすい税理士の特徴

・チャット・メール・電話など、連絡手段が柔軟
・問い合わせに対して1営業日以内に反応
・知識がない前提で、丁寧に説明してくれる
・一方的ではなく「一緒に考える」スタンス

2. 税理士が「経営目線」でアドバイスしてくれるかどうか

多くの経営者が不満を抱いているのが、「申告書は出してくれるけど、それだけ」というケース。 つまり、“作業屋さん”になってしまっている税理士です。

経営に役立つ税理士とは?

・決算書や月次の数字から課題を発見し、改善提案してくれる
・資金繰りや融資の相談に乗ってくれる
・売上・粗利・人件費など、数字の「見方」や「考え方」を教えてくれる
・業績アップに向けて、中長期的な視点で伴走してくれる

3. 「提案してくれるかどうか」が選び方の分かれ道

「顧問税理士が何も提案してくれない」 これは税理士変更を検討する方が最も多く挙げる不満です。

提案の頻度が重要な理由

・税制改正や補助金制度など、情報が日々変わるため
・経費の見直しや節税余地は定期的に点検しないと機会損失になる
・客観的に数字を見て、改善のヒントをもらえるのが税理士の強み

見極めのポイント

・月次ミーティングや定期面談の機会があるか
・自社のことを理解しようとする姿勢があるか
・節税だけでなく、財務体質の改善や未来の利益を見据えた提案があるか

4. 顧問料とサービス内容の“バランス”を必ず確認

顧問料が高すぎると感じる一方で、安すぎる税理士にも落とし穴があります。

顧問料だけで判断すると…

・「それは契約外です」と追加料金を請求される
・コミュニケーション頻度が極端に少ない
・作業は安いが、提案や相談には応じてくれない

納得できる顧問料とは?

・サービス範囲が明確(何が含まれているかが明記されている)
・初回面談で、料金体系をわかりやすく説明してくれる
・月額顧問料以外の費用(決算料、年末調整、償却資産申告など)も提示される

5. 経営課題に幅広く対応できるかどうか

税理士に相談する内容は、決算書の作成や申告だけではありません。 特に中小企業経営者は、資金調達・補助金・法務・労務など、幅広い分野の悩みを日々抱えています。

経営課題に強い税理士の特徴

・銀行融資や資金繰りに詳しく、事業計画書の作成をサポートしてくれる
・補助金や助成金の情報に敏感で、申請手続きまで伴走してくれる
・社労士・弁護士など他士業と連携している(紹介・窓口対応が可能)
・契約書チェックや人事制度の整備についてもアドバイスが可能

6. 初回面談で「違和感」がないかをチェックしよう

どんなに実績や料金が良くても、「この人とは合わないかも…」という感覚がある場合は要注意です。

税理士との相性が悪いと…

・相談しづらくなり、コミュニケーションが減る
・トラブルが起きても本音を言いにくくなる
・結果として「丸投げ」「放置」が増え、リスクが高まる

面談時のチェックリスト

・難しい言葉をかみ砕いて説明してくれるか?
・一方的ではなく、こちらの話を聞いてくれるか?
・契約を急がせたり、押し売り的な雰囲気はないか?
・自社の悩みに真摯に向き合ってくれるか?

よくあるQ&A|税理士選びの疑問を解消

Q1. 顧問税理士はどうやって探せばいいの?
A. 知人からの紹介、税理士検索サイト、SNSやブログなどで“人柄”や“考え方”を確認するのが有効です。

Q2. 税理士の乗り換えって失礼じゃない?
A. 顧問契約の見直しは、経営上ごく一般的なことです。丁寧に連絡をすれば、トラブルになることは基本的にありません。

Q3. 顧問料が高い=良い税理士?
A. 一概には言えません。大切なのは、顧問料に対する“納得感”と“提供価値”です。対応スピード、提案の質、親身なサポート体制なども含めて判断しましょう。

Q4. 今の税理士に不満はあるけど、変える勇気が出ません…
A. 無理に変える必要はありませんが、「理想の状態」を明確にすると判断しやすくなります。一度、他の事務所と話をして比較してみるだけでも、大きな気づきがあります。

まとめ|税理士は“経営のパートナー”として選ぼう

税理士を選ぶうえで大切なのは、以下の6つの視点です。

  1. 対応スピード・相談しやすさ
  2. 経営目線のアドバイス
  3. 提案の有無
  4. 顧問料とサービス内容のバランス
  5. 経営課題への幅広い対応力
  6. 人としての信頼感・相性

税理士は、企業の“数字”と“意思決定”に最も近い存在。だからこそ、「どれだけ話しやすいか」「一緒に成長できそうか」がとても重要です。

今の税理士に違和感を感じている方や、これから新しく探したい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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