数字を見れば、打つ手は明確になる

経営支援

経営において財務データなどの数字をきちんと把握し、理解することは必須です。
しかし、毎月の数字を見ていても、どのように理解し、どのように次のアクションに繋げていけば良いのか明確ではない方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、正しい数字の見方をお伝えします。
正しく数字を見て、次の打つ手を決めていきましょう。

① 打つ手が明確になり、結果どうなるか

経営において、数字(=財務データや経営指標)を正しく把握することは、
「迅速」かつ「適切な意思決定」に繋がります。
例えば、
利益率の低下に気づけば、コスト削減や価格設定の見直しという対策が取れます。
資金繰りの悪化を早期に察知できれば、金融機関との交渉や売掛金回収の強化を進めることができます。

数字を早期に確認、分析し、適切な打ち手を講じることで、以下のようなメリットが生まれます。
・利益の最大化:無駄なコストを削減し、収益性を向上
・キャッシュフローの安定:資金不足を防ぎ、健全な財務状態を維持
・成長戦略の立案:売上や利益の推移をもとに、投資や新規事業の判断が可能

このように、数字をしっかり見ることで経営の現状を数値で把握し、
戦略の方向性が明確になり、事業の安定・成長に繋がります。

② 毎月数字を見ているけど難しい、なぜか?

「数字を毎月確認しているのに、経営判断に活かせていない」という経営者の声をよく耳にします。
その理由として、以下のような問題点が考えられます。
 1.数値の意味が分からない
 →決算書や試算表の数値は、単なる「結果」であり、そこから経営の課題を読み取るには知識が必要です。
 元帳をわかりやすく説明してくれる経理、もしくは税理士が居てくれると課題を読み取るのに心強いです。

 2.指標が多すぎて何を見ればよいか分からない
 →売上・利益・キャッシュフロー・在庫・回転率など、確認すべき数字が多すぎて混乱してしまいます。
 その指標が、前年や目標予算、BASTなどの比較材料をきちんと用意しないと見るべき指標は定まりません。

 3.数字を見ても、具体的なアクションに繋げられない
 →「売上が減った」と分かっても、どの施策を打つべきかが不明確。数字の背景にある要因を分析できていない。
 財務情報だけでは、ある程度の要因の提示までとなり限界があります。
 もし自社で非財務情報(売上の細分化資料など)の数値化ができれば、どの施策を打つべきか意思決定ができます。

 4.タイムリーに数字を把握できていない
 →数ヶ月遅れの試算表を見ても、すでに状況が変わっており、適切な対策を講じるのが難しい。

 自社でいつ請求書が確定するのか。給与が確定するのか。つまり、数値が確定するのかを把握することが大事です。

 ただ数字を眺めるだけでは意味がなく、「何を見るべきか」「どう活用するか」が重要なのです。

③ 何を、どのように見ればよいのか

数字を活用するためには、見るべきポイントを明確にし、適切な分析を行う必要があります。
✅ 最低限チェックすべき3つの数字
 1.売上総利益(粗利)
 ・売上が増えていても、粗利が下がっていれば利益は減少。
 ・商品・サービスごとの利益率を確認し、改善策を考える。
 ・時間的コストが良いか悪いか。

 2.営業利益と販管費のバランス
 ・固定費と変動費のバランスをチェック。
 ・収益構造が適切かを判断し、コスト削減のポイントを探る。

 3.キャッシュフロー
 ・利益が出ていても、キャッシュフローが悪化している場合は要注意。
 ・売掛金回収の遅れや在庫過多を確認し、資金繰りを改善する。

✅ 数字を見るときのポイント
 1.前年比・前月比で比較する
 ・単月の数字だけを見ても判断できないため、前年同月比・前月比で推移を確認する。
 ・予算がある場合、予算と比較する。(予実対比)

 2.原因を分析し、具体的な対策を立てる
 例:「売上が減少 → 主力商品の販売数が減少 → 新規顧客が減少 → 広告の改善が必要」

 3.タイムリーに数字を把握する
 ・決算ではなく、毎月の推移表を確認し、迅速に対応できる体制を整える。
 ・推移表の数字の中身を説明できる人材を用意する。例:経理、CFO、税理士,,,など

④ まとめ

「数字を見れば、打つ手は明確になる」と言っても、ただ数字を眺めるだけでは経営判断には繋がりません。
 ✅ 重要なのは、
 ✔️ どの数字を見るべきかを明確にする
 ✔️ 適切な指標で分析し、原因を特定する
 ✔️ 具体的なアクションを決め、素早く実行する

毎月の数字を適切に活用することで、経営の方向性が見え、「利益向上」や「資金繰り改善」に繋がります。
「数字をどう読めばいいか分からない…」と感じる場合は、専門家である「税理士」と一緒に分析するのも有効です。
数字を味方につけ、経営の舵取りを確実に実行していきましょう。

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